賃貸経営の基礎知識

第8回 空室対策は賃貸経営の収益性を高めるための最大のポイント!

入居者のニーズを知り、新築時のプラン作成に反映させることが、最大の空室対策です!

昨今の入居者が賃貸住宅に求めていることは?

昨今の入居者が賃貸住宅に求めていることは?

賃貸経営で長期的に安定した収益を得るためには、空室がでない賃貸住宅を創ることが一番の対策です。しかし多くの賃貸住宅が乱立している首都圏では、「空室」を出さないこと自体が難しい時代にもなってきており、競合物件との差別化をどのように打ち出せるかが「入居率」を高める大きなポイントになってきています。では、どのような差別化が有効なのでしょうか・・・。
答えは、入居者のニーズを知り、『入居者に選ばれる賃貸住宅』を創り上げること。この「入居者ニーズ」は、これから賃貸住宅の建築をご計画されている方には、ぜひご参考いただきたい項目のひとつです。

最近の賃貸住宅は高級化が進み、20~30年前のアパートとは比較にならない程仕様が充実して、賃貸アパートであっても分譲マンション並の設備を整えた高級仕様となっており、賃貸住宅と分譲住宅の仕様の差はかなり縮まっているようです。
部屋選びの際、入居者が特に重視するポイントを挙げると、エアコンの完備やトイレ・バスの別、浴室乾燥機付きバス・独立洗面台などの設備は当たり前になってきており、ウォークインクローゼットやオートロック、防犯合せガラスなどセキュリティ面などにも高い関心があるようです。

セキュリティ面の強化は、賃料下落を防ぐ最大の防御

セキュリティ面の強化は、賃料下落を防ぐ最大の防御

近年の世相を反映してか、セキュリティ面を強化している物件は、特に人気が高まっています。低層の賃貸住宅であってもオートロックや防犯合せガラスなどを採用している賃貸住宅は、競合物件との差別化という観点で非常に有効な対策のひとつと言えます。
不審者(泥棒など)は、侵入に5分以上かかる建物や、外部から見通しが良く、隠れる場所がない建物を嫌うという心理がありますので、外部(接道など)からの見通しが良い、内階段方式(長屋形式)の賃貸住宅にも人気が集まっています。

賃貸であっても分譲マンション仕様がこれからの賃貸住宅のトレンド!

賃貸であっても分譲マンション仕様がこれからの賃貸住宅のトレンド!

昨今の入居者ニーズを上記に挙げましたが、高賃料を長く維持するためには、質の高さも需要です。人気の設備として、システムキッチンやたっぷりとした収納(ウォークインクローゼット)や浴室乾燥機付きのバス。また採光を充分に取り入れた明るい居室などは、お部屋探しの際、入居希望者に高印象を与えることができ、入居率を高めることが期待でます。また、安定した賃貸経営を実現させるためには、一人の入居者にできるだけ長く住んでいただくことも重要です。
入居者の退去が早い物件は、たえず「空室」の問題を抱え、賃料下落の要因ともなりますので、入居者ニーズに気を配った設備で、住み心地面を強化することや、建物回りの定期的な清掃など、より良い住環境を保つことに気を配ることも重要です。

入居者から選ばれる、斬新なデザインの賃貸住宅!

入居者がお部屋探しをする際に見学する賃貸住宅は、平均で3~5件程度と言われています。入居率を高めるためには、この3~5件程度の内見した競合物件に競り勝たなければなりません。入居者が不動産業者に案内され、一番最初に目に映るのは建物の外観です。
住友不動産がご提案する2×4 工法による賃貸住宅は、自由設計度が非常に高く、あらゆる敷地に斬新なデザインの賃貸住宅を建築することが可能で、入居者から高い評価を得ています。

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