賃貸経営の基礎知識

賃貸併用住宅における
「音」の問題

通常の一戸建て住宅とは違った工夫や配慮が必要が「音」の問題について、ポイントを解説します。

賃貸併用住宅における「音」の問題その1賃貸併用住宅で音が漏れやすい場所とは

賃貸併用住宅における「音」の問題その1 賃貸併用住宅で音が漏れやすい場所とは

賃貸併用住宅の場合、間取りのパターンとしては1階が住宅部分で2階が賃貸部分、もしくはその逆などといった形が一般的です。このような間取りを組んだ場合、騒音問題が最も懸念される場所が「床」です。
つまり、上階での生活音が床に振動を与えて下階の住人にストレスを与えるというパターンです。そもそも音は振動によって伝わるため、床が振動するとその下に住んでいる住人は「うるさい」と感じることになります。この床からの振動は、通常の生活音程度でも階下に騒音として伝わってしまうことがあるため、特に注意が必要です。賃貸併用住宅を検討する場合は、階下に対する防音対策を徹底する必要があるのです。

賃貸併用住宅における「音」の問題その2階下に音漏れさせないための対策

床の振動や音漏れを防ぐためには、次のような対策が効果的です。

床を二重床に

床の構造を二重床にすると、床と天井との間に空間ができるため、振動が直接階下に伝わることを防止できます。また、隣の部屋に対しては壁に遮音ボードを入れると話し声などの音が漏れにくくなります。
ただし、床や壁に厚みが生じることにより居住空間が圧迫されるというデメリットがあるため、予め建築会社やリフォーム会社と十分に検討する必要があるでしょう。

部屋の配置を工夫する

二重床や遮音ボードなど構造上の対策によって音漏れを防止することも重要ですが、実はもう一つ効果的に音の問題を回避する方法があります。
それは建物内における「配置」です。
例えば、2階建ての賃貸併用住宅で1階の一部を賃貸部分として貸し出す場合、賃貸部分の直上となる2階部分に住宅部分のリビングなどを配置してしまうと、昼間子供が遊んだりする音がそのまま階下の賃貸部分に漏れてしまい賃借人からクレームが発生する可能性があります。
そこで、賃貸部分の直上を、寝室や書斎など比較的音が発生しにくい部屋を配置し、それ以外のスペースにリビングを配置することで、リビングからの振動を住宅部分内部で処理することができるため、賃借人からのクレームを回避することができます。

このように、賃貸併用住宅の音に対する対策を考える際には、「賃貸部分と住宅部分の相互間で音を伝わりにくくする工夫」がとても重要なのです。

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