賃貸経営の基礎知識

第15回 賃貸住宅、空室問題への取り組み

経年した建物をお持ちのオーナー様へ講師:飯田 洋之氏(エイブル保証株式会社)

賃貸住宅ストック重視の政策転換への対応

わが国の総住宅戸数は総世帯数を大きく上回り、平成20年の統計調査によれば空室率は13%にも達しています。今後、人口減少が本格化するなかで賃貸住宅経営をめぐる環境はますます厳しくなっています。

こうしたなかで空室に悩む家主様は多いのではないでしょうか。とくに建物が古くなり、家賃を下げても入居者が集まらず困っている方が多いと思います。ひと昔前なら、新たに借金をしてでも建替えて新築物件にすれば満室になったのでしょうが、現状の環境では建替えるべきか否かは迷うところです。
国の住宅政策はストック重視になり、「壊しては作る」から「手入れをして建物を長持ちさせる」方向にシフトしており、賃貸住宅においても同様の方向性となっています。

弊社は、主に新築の建物を対処としたサブリース(借上家賃保証)を主要業務として成長を続けてまいりましたが、上記のような環境変化に対応して新たに「安心リリース」という商品を売り出しました。
アパート・マンションの老朽化にともなう空室増加に対する不安を解消するため、最新のリノベーション(建物・室内の改修)によって再生、それを借上家賃保証するもので大変好評を博しております。
入居者ニーズを熟知した弊社社員が必要不可欠なリノベーションをオーダーメードで企画・施工し、ほとんどのケースでは実施前に比し入居希望者は増加し稼働率が高まり、家主様にとっては借上家賃保証で確実に収入を得られるようになり、安心感が高まっています。

リノベーションは高額の予算をかけて新築並みにする必要はなく、入居者目線でニーズに合わせた必要不可欠なものを実施すればよいので、空室や家賃下落にお困りの家主様は、こうしたノウハウを持つ弊社にご相談いただければと思います。

土地活用・資産運用のことなら住友不動産にお任せください。

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